自然と歴史が調和した町・越路。農業や伝統工芸が盛んで、地元の特産品も豊富です。歴史ある寺社や伝統行事も四季折々に趣を変え、親しみやすい地元の人々が温かく迎えてくれます。地元の企業には酒造会社や米菓会社、世界的にも著名なスポーツ用品メーカーがあり、琴の生産地としても知られています。近年は工業団地の造成により中小企業の進出も見られ、農工商の調和がとれた田園都市として発展しています。
越後平野の南西端に位置し、信濃川と渋海川沿いに拓けた古くからの米作りの町。「越路」はこの地域の古名に由来しており、「越の国に通じる路」を意味しています。室町時代には上杉家の領地となり、その後は天領や長岡藩領、他の藩の所領など、さまざまな変遷を経てきました。明治維新の際には、来迎寺地区と岩塚地区が長岡藩、塚山地区が上之山藩、石津地区と不動沢村が天領とされ、廃藩置県後は、柏崎県を経て新潟県に編入。昭和の大合併で越路町が誕生し、2005年長岡市に編入しました。